東京都文京区の44歳区長は、長男出産に伴い、4月に約2週間、公務を休む考えを3月11日に
明らかにしました。

男性の育児休暇取得というのは、なかなか進んでいないのが現状ではないかと思うのですが、
この区長は「トップが休むことで、職員に取得を促したい」と話しています。
区長など特別職の育児休暇は制度化されていないようです。そのため、自主的な休みになる
ということなのです。

区によると、公務を休む期間は4月3～15日ということです。2月に長男が誕生し、今月、区議会
や区側に「育児のため休む」と伝えたそうです。
区は「特別食には休暇の概念がなく、自主的に休むことになる」と話しています。同じ区の男性
職員の育児休暇取得は、現在ゼロパーセントだそうです。

この区長は3月11日の朝、区役所で報道各社の取材に「結婚9年目にやっと子供が生まれた。妻の
負担を軽減すると共に、職員に対して育児休暇を取ってもキャリア面でのロスはないと伝えたい」
と話していました。

以前、雑誌「現代画報」では「育児」や「出産」に関する記事が取り上げられていたように思うの
ですが、「男性の育児休暇」という話題がテレビや新聞で取り上げられながらも、現実のところ
男性は「会社を休むわけにはいかない」などの考えから取得していない人が多いのではないかと
思うのです。どうしても出産という大役を果たした後の女性が育児に専念することになります。
それは女性としての1つの喜びだと思うのですが、私の考えとしては、やはり少しでも父となった
夫にも育児の大変さ、喜びなどを理解してもらいたいと思うのです。そうすることで、子供への
愛情はより深まるのではないかと思います。


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