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ここ最近スーパーに買い物へ行くと、デザインに凝った入浴剤や石鹸が目立つようになりました。
先日ある情報番組で紹介されていたのが、昔から人気のあるアイスクリームの形をした入浴剤で
した。パッケージには「ソーダ味」「バニラ味」「いちご味」と書かれていて、ぱっと見ると
本物のアイスクリームなのですが、よく見ると「入浴剤」と書かれてあるのです。
子供から大人まで楽しめる入浴剤が人気を集めているようです。

しかし、そういった人気がある商品で事故が起きたようなのです。デザインに凝った入浴剤や石鹸
を誤まって食べてしまい、体調を壊す事例が高齢者を中心に2006年度以降、9件起きていることが
国民生活センターのまとめでわかったのだそうです。
パッケージには「入浴剤」と書かれてあり、「これは食べ物ではありません」とも書かれているの
を見かけたのですが、そういった文字が目に入らずに「食品」と思って食べてしまったのでしょう
か。同センターがこうした商品を調べたところ、注意書きの文字が小さいなど、気付きにくいもの
があったようなのです。

ある県の90歳代男性は2008年12月、自宅にあった和菓子に似せた形の石鹸を誤まって食べてしまい、
唇が腫れたのだそうです。また、福岡県の70歳代女性は同じ2008年3月「お茶」と表示された入浴剤
を本物のお茶と間違って飲んでしまい、下痢の症状が出たそうです。
事例のうち、5件は70歳以上だったということなのです。

パッケージを見ると、食料品売り場で販売されているお菓子などと全く同じなのです。そういった
面白さが人気をよんでいるのでしょう。しかし、そういった商品は子供や若い人だけが使うものでは
ないでしょう。高齢者の人も使用することがあるかもしれません。そういった可能性があることを
発売元は理解して頂き、今後も人気を集める商品を作って頂きたいと思いました。




国際ジャーナル』は、昭和59年の創刊以来、経営者が必要とする生の情報を直接お届けしている経済情報誌です。
「地域と共に成長し、地域と共に生きる」──月刊経営情報誌『現代画報』では、その思いを基礎として激流の現代に力強く自らの道を切り開いていく経営者たちにスポットを当て、特別取材企画「地域を育む人と企業」をはじめとした「地域医療に貢献する ドクター訪問」「時代と人をつなぐスペシャリスト」「職人~地域で活躍する職人たち~」「心のふるさと~社寺めぐり~」「美食探訪 一度行きたいお薦めの逸店」など独自の対談取材を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
gourmet.gob.jp
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