高速道路の無料化というのは、民主党政権の大きな柱になっていました。この政
策については試験的な導入がj始まります。まず首都高速と阪神高速を除いた全
国の高速道路の約２割の区間の料金が無料になります。これは来年３月末までの
社会実験ということになっています。この結果はどのようになっていくのか、と
ても興味深いところです。国際ジャーナルでも、この高速道路無料化の試験につ
いては、様々な角度から分析をしてもらいたいところですね。民主党は参院選の
マニフェストにおいてこのように主張しています。それは高速料金の段階的な無
料化です。それに必要な予算も手当てされる見込みです。無料化に対しては賛否
両論があります。受益者負担の原則に外れる、車の利用が増えて、ガソリン消費
が増えて地球温暖化対策に逆行するという反対意見があります。渋滞が発生して
高速道路の利便性を損なうおそれも懸念されています。ＪＲやフェリー業界な
ど、多くの物流業者の経営を圧迫する可能性もあります。もっとも、高速道路を
活用することによって、観光などでは新たな経済効果が期待されています。一般
国民にとっては無料というのは歓迎ですが、日本全体としてバランスのとれた政
策を行ってもらいたいところですね。





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